暖かい言葉!

hanashokunin8292007-05-24

目から鱗が落ちる」という諺をよく聞きますよね。まさにそれを体験しました。
オリジナル家具・インテリアの製作を行っている(有)オガタの社長さんと話をしていての事でした。今社長さんは現場を離れて社員の職人教育に力を入れているそうで、メモ程度の殴り書きのデッサンを見せてインテリアを創らせていると言うのである。自分のイメージを自分以外の人に創らせると言うことはとても大変なことではないのかと思い、尽かさず「自分のイメージと出来上がりの違いとのギャップにジレンマを感じることは無いですか?」との質問に社長は即答でした。「それは俺のチェックが悪いか、伝え方が悪いかだと思う。それに自分のイメージしたものが必ずお客様が喜ぶとは限らないから・・・・・」と。それから「お客様が求めるている以上の物を創ってあげたい」とも。最後に「物が溢れていて何でも手に入る時代、あえて物を創るという仕事が出来ることはとても恵まれてる事だと思います」と言っていました。
私も自分にしか出来ない「もの創り」(アレンジだったり教室だったり)をしているはずなのになぜかいつもこれでいいのか?と疑問を感じながら仕事をしている時があります。それは相手の為を考えた仕事をしていないからなのではないのでしょうか?社長の言葉はとても温かく心に響いてきました。今の私は自分本位に事を進めて来ているのではないか?もっともっと生徒さんやお客さんの立場を理解した人間になりたいと思いました。
目から鱗・・・・のお話でした。
 写真は汐見台プリ教室の少しはやめの「父の日アレンジ」です。如何でしょうか?